2025年– date –
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産業
フィンランド報告会の感想
フィンランド視察報告会が開催されました 先日、フィンランド視察報告会がありました。これは、5月に市長や正副議長をはじめ、市職員、公募の市民など総勢18名によるフィンランドの教育と産業の視察でした。それぞれ得るものがあったのでしょう。思いを熱... -
その他
若者が希望を持てる社会に
20代の出生数減少がもたらす影響 人口減少についてですが、2024年は年齢別の出生数で見ると、20代前半よりも40代前半の出生数のほうが多かったという状況がありました。これはSNSでも話題になったところです。母数でいえば、20代前半の女性が約280万人、40... -
産業
先端技術は日進月歩
話題になる頃には、すでにピークは過ぎている ニュースや新聞で話題になる頃には、すでに流行のピークを過ぎている——そんなことはよくある話です。 今年の初め、石破首相や政府関係者が伊那市の新産業技術の取り組みを視察し、その後、国会でも取り上げら... -
その他
「税未納の外国人在留延長認めず」から見える行政のデジタル化の遅れ
「税未納の外国人在留延長認めず」の衝撃 本日の日経新聞1面に「税未納の外国人在留延長認めず」という記事が掲載されていました。出入国在留管理庁と厚生労働省が、在留外国人の税や保険料の滞納状況を共有する仕組みを整えるという内容で、情報共有には... -
その他
変わるという意識を持つこと
前例主義が変化を阻む議会の現実 議会というところは前例主義が第一であり、条例や規則は大雑把な方向を示しているにすぎません。そのため、前例としてあったかどうかが問題になるわけです。そうなるとできることは限られるわけで、新しいことへの改革の意... -
産業
地価から見る伊那市の課題と対策
地域によって異なる地価の傾向 7月1日に土地の基準地価が公表されました。これは都道府県で公表するものですが、伊那市の基準地価は地域によって異なり、全体としては微減となっています。また、3月に公表された公示価格でも地域によってばらつきがあり、... -
健康・福祉
黒字化への取り組みと地域医療への影響
伊那中央病院、10億円超の赤字見込み 昨日、伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合という特別地方公共団体の議会があり、その際に伊那中央病院の令和6年度の決算の速報値が示されました。 医薬材料費の高騰や人件費の増加、コロナ補助金の減少などにより... -
産業
農作物の暑さによる影響は?
異常気象が稲作に及ぼす深刻な影響 連日暑い日が続いているわけですが、当然、これだけの暑さが6月から続くと、作物への影響が心配されます。 今年の場合は、田植えからひと月程度で30℃を超える日が続き、稲も勘違いしてしまえば、出穂の時期でもないのに... -
教育と子育て
市民との対話の大切さ
6月定例会が終了、市長からの一方的な報告 本日で6月定例会が終わりました。議会終了後、「議会全員協議会」という名の市長からの報告がありました。「議会全員協議会」というのですから、議員間で討論が行われ、議題に対する何らかの方向付けがされるか... -
その他
都議選から参院選へ
都議選で都民ファーストが躍進、新たな政党に期待集まる 東京都議会選挙が昨日行われ、都民ファーストが躍進し、国民民主党と参政党が新たに議席を確保し、自民党が議席を大幅に減らすという結果になりました。従来からの政党では何も変わらないからこそ、... -
その他
地域を引っ張る力と支える力
美篶ワインまつりに参加して 今日は「美篶ワインまつり」というイベントがあり、数人でお邪魔させていただきました。なかなかの盛況ぶりで、ワインを味わおうと長蛇の列が途切れることなく、テーブルや椅子も空くことがありませんでした。私たちは空きスペ... -
産業
6月に梅雨明け?
梅雨が消えた?季節外れの猛暑 先週は雨の日が続き、「いよいよ梅雨らしい天気だな」と思っていたのですが、今日は一転して30℃を超える暑さに見舞われ、まるで梅雨明けかと思わせるような天気になりました。 事実、日本付近には梅雨前線がかかっておらず、... -
その他
後援会の組織作り
後援会のありがたさを実感する日々 議員になってから、さまざまな場面でありがたさを感じるのが「後援会」という存在です。地域の全戸を自分一人で歩くのはなかなか難しいものですし、議会の定例会ごとに発行している後援会報も、すべてを一人で配布するに... -
その他
都議選が始まりました
都議選が告示、295人が立候補 東京都議会議員選挙が本日6月13日に告示され、295人が立候補したとのことです。定員は127人ですので、かなりの激戦と言えるでしょう。 この都議選は、7月の参議院選挙の前哨戦とも言われており、都議選の結果によっては勢いを... -
その他
行政の施策を進めるうえでの難しさ
「脳いきいき教室」会場の集約に不安の声 地域の高齢者が集まり、健康を維持することを目的とした「脳いきいき教室」が、この7月から会場を絞り、集約する形で実施されると、担当課から地域に案内がありました。 これに対して、地域の方々からは反対の声が... -
教育と子育て
有効な少子化対策はあるのか
結婚に夢を抱けない若者たち 子化については、このブログで何度か書かせていただいています。その中で、日本では婚姻しないと子どもの出産に結びつかないということもお話したかと思います。 では、婚姻数をどうやって増やすのかということですが、その前... -
健康・福祉
完璧な福祉政策はあるのか
福祉の理想と現実のギャップ 福祉というのは、だれでも公平に分け隔てなく日常生活に困らないような支援をしていくことです。だれがどのような困りごとがあるのかは、自治体の規模が大きくなれば把握することが困難となり、すべてにもれなく対策を講じるこ... -
健康・福祉
年金法の改正について
年金法改正の6つのポイント 今回、年金法が大幅に改正される法案が国会に提出され、5月30日に衆議院で可決されました。 この改正内容について考えてみたいと思います。今回の改正は、大きく6点です。 一つ目が106万円の壁の撤廃です。これは、厚生年金や... -
建設
学校における交通安全について
通学路の安全確保と現場の努力 学校では、子どもたちの通学時の交通安全にとても気を付けています。特に交通量の多い道路で、通学環境が良くない箇所(狭あい、見通しの悪さ、道路の凹凸など)では、いつ事故が起きてもおかしくないというところは、校区が... -
教育と子育て
コミュニティの維持について
こども食堂は子どもだけの場所ではない 公共広告の一つに、俳優の松重さんが出演しているこども食堂のCMがあります。こども食堂は、子どものためだけに食事を提供する施設ではないということは以前にも書きましたが、子どもから大人まで年齢、性別など問わ... -
産業
コメ問題について
コメ価格をめぐる新大臣の発言 前農水大臣の発言や新大臣の発言など、週末はコメ問題でにぎわっていましたので、自分なりにコメ農家として書かせていただきます。新大臣が「コメの価格を2,000円台にする」と言われました。「なるほど消費者は喜ぶよな...
