前例主義が変化を阻む議会の現実
議会というところは前例主義が第一であり、条例や規則は大雑把な方向を示しているにすぎません。そのため、前例としてあったかどうかが問題になるわけです。そうなるとできることは限られるわけで、新しいことへの改革の意識も薄れてしまうわけです。
議員になりたては「おかしいのではないか」と思うことも、2年3年と経てば、それが当たり前となり、「改めよう」という意識より、「従来どおりが正解なのだ」と思ってしまったりするわけで、そういう意味では、議員1期生、1年目の声を大切にすることが議会改革につながるのではないかと思うのです。
行政もまた、変化を避ける構造にある
議会に限らず、行政も変えたがらない傾向はあります。特にトップの意向がすべてに影響する組織にあっては、従来通りのやり方や考え方を踏襲することが当然となるわけです。そのため、トップが変わらなければ考え方も意識も変わらない組織になってしまうというのが、日本の行政の組織と言えます。
変えること、変わることに抵抗を感じるのは、年齢の高い世代ほど強くなる傾向にあります。そうした年齢の高い世代にあって、常に変わろうという意識を持たれる人もいて、そうした人は常に若々しい発想だったり、行動をとったりするわけです。
どんなに順調に進んでいるときでも、むしろそうした時こそ、変わることを積極的に取り入れる意識がなければ、発展していくことはできないのです。
人は年齢を重ねると頑固になる傾向にあります。変わることへの抵抗は強くなります。自分の考えを強く押し付けず、世の中の変化や常識観、発想の転換をもっと先読みして先回りするくらいの心構えを持ちたいと思います。


コメント