敬老の日と地域の高齢者の現状
9月は「敬老の日」という祝日もあり、各地で敬老を祝う行事が行われ、私も各地の敬老祝賀会に呼ばれました。そうした祝賀会に出席できる高齢者は、お元気で、はつらつとしていらっしゃいます。素晴らしいことです。
ただ、そうした高齢者ばかりでなく、地域の中には、外出もままならない方も少なからずいるのです。そうした行事に出てこられるのは、半分にも満たないのです。高齢になっても健康でいられるよう健康寿命を延ばすような取り組みが必要なわけです。
男性の社会参加と「個」の問題
いくつになっても現役で働けることが必要と言えます。年を取ったら悠々自適に暮らしたいという男性は多いでしょう。しかし、女性と違って、男性はプライドが邪魔するのか、積極的に様々なグループに入って行こうという方が圧倒的に少ないのです。つまり、現役を退いた後は、個でいる時間が女性より男性の方がはるかに多いのです。
個でいたっていいじゃないかと言われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、一人でいて、誰とも交わらない人は、認知症などの病気にかかりやすいと言われます。人と交流し、社会と関わることは健康でいられるためには、人間にとって必要なことと言えます。
生涯現役という生き方
そうした意味で、様々な形で社会参加できるならば、それはそれでいいことではあります。しかし、そうした関わりが苦手だったり、いやだと思うならば、いつまででも現役で働き続けることが最も確実な予防と言えるでしょうし、健康寿命を延ばすのには大切で社会貢献にもなることと言えます。
生涯現役を通すことは、大変なことかもしれませんが、雇われる立場として考えれば、寿命を延ばすための実益を兼ねるという点からも大切なことと言えます。
自分もそうありたいと思うのです。


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