資格は仕事に使わなくても役に立つ
私は、幾つかの資格を持っています。運転免許や簿記などを持っています。その中で、職業として使えるものに社会保険労務士という資格があります。この資格を持っていれば、社会保険労務士として開業できます。
しかし、私は開業せず、またどこかの事務所に所属するということもしていません。では、この資格が宝の持ち腐れかと言えば、そういうことはなく、日常生活の中で役立つことはあるのです。
社会保険関係の事務から遠ざかってしまっているため、職業としていくのは現状難しいのですが、それでもその資格に基づく知識や情報は役立っていると言えます。
同じ資格でも得意分野やレベルはさまざま
資格を持っている方は、様々な資格に何万、何十万といらっしゃるわけですが、それぞれの資格について、有資格者がすべて同一のレベルにあるかと言えば、必ずしもそういうわけではありません。
社会保険労務士と言っても、労働関係に強い方もいれば、年金や健康保険に強い方もいます。各分野を同じように対応できる人もいるでしょう。そして、そのレベルもまちまちなのかもしれません。
つまり、同じ資格を持っていても、人によってその持っているレベルは異なるということはあるわけです。
では、そのレベルに違いがあることが悪いのかと言えば、必ずしもそうとは言えません。お客様との相性や、抱えている困りごとの中身が資格者の得意とする分野かどうかによって、お客様にとって良いとも悪いともなってしまうのです。
地域に資格者がいる安心感
少なくとも、そうした資格を持っている人が近くにいてくれれば、それだけでも、いざという時には助かるということがあります。
得意とする分野でなくても、そうした分野に精通している他の有資格者を紹介してくれることもあるでしょうし、一緒になって考えてくれることもあるでしょう。
さて、この国家資格の有資格者という中に、医師も含まれます。近くにいてほしい最たる資格者ではないでしょうか。
その医師、あるいは開業医が次第に減りつつあります。体調を崩されたり、後継者不在など理由は様々ですが、減ってきているのです。
また、上伊那地域内の医師の平均年齢も徐々に上がってきており、新たな開業医や後継者がいなければ、まさしく身近に医師がいなくなってしまいかねない状況が、それほど遠くない時期に出てきてしまうのです。
地域で医療を支える意識の共有を
そうしたことから、真剣に医師確保対策や診療所などの開業について考えていかなければならない時期に来ています。
人口が減少すれば患者数も減ってくるわけで、開業しようという医師も少なくなるでしょうし、そうした地域の大病院にも勤務しようという医師も減ってしまう恐れがあります。
安心して診療所や病院にかかれる体制を確保していかなければならない時期に来ているのです。そうしたことに取り組んでいく意識を、地域全体で共有していかなければならないのです。


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