人にお金をかけることを投資と考えるべき

給料はコストか、それとも将来への投資か

従業員に支払う給料は、それをコストと考えるか、将来への投資と考えるかで、従業員への対応も変わってくるのではないでしょうか。

経理的には、人件費はコストであって、固定経費とされます。そのため、これを削減することで経費を抑えようと考えるわけです。それ自体は間違っていませんし、人員整理も一つの選択肢であるわけです。

人件費を抑えること、給料を上げないことは、経理的・数字的にはよい結果、つまり赤字から黒字へ、あるいは黒字の増大や赤字の改善といった数字となって現れます。

しかし、そこで働いている従業員は生身の人間です。その人にとってみれば、使い捨てのような扱われ方をすれば、自分の価値や存在意義を否定されたように感じ、とてもその組織のために働こうとは思えないのです。

人を大切にする組織とは

その組織、それは企業であれ政府であれ同じことです。相手は人間なのですから。その人間を大切にすることが、組織としては大切だと言えます。

このことは、組織だけではなく、広い意味での人材育成にも言えることです。つまり、教育そのものが大事になってくるわけです。

教育も国の指導要領に基づいて機械的に教えているだけでは、自分を大事に思ってくれているのか分からず、自ら学ぼうという思いも薄れてしまうでしょう。

学ぶことの面白さや楽しさを知るようになれば、無理やり教えなくても、自分から積極的に取り組むようになります。そうした教育の仕方が必要なのではないかと思うのです。

ただ、教える側も学ぶことの楽しさを体験することなく教える側に回ったならば、そうした教え方も分からないのかもしれません。

人に投資するという考え方

人に投資するということは、人を育てることであり、それは教育という言葉で言い換えられるでしょう。

児童や生徒に教えることも、社会人や従業員を育てることも、将来を期待し、社会や組織にとって大きなリターンとなるからこそ意味があるのです。

投資とは、株や債券にお金をかけることだけではなく、人にお金をかけることも投資と言えます。

伊那市内でも、大きく成長している企業は、人を大切にし、人に投資している組織がほとんどではないでしょうか。リーダーである社長のカリスマ性や経営能力に拠っている組織もありますが、その人がいなくなれば、そうした組織は長続きしません。

人に投資した組織は、トップが替わっても、成長し続けるでしょう。

安く使って使い捨てにするほど、人が余っているわけではないのです。今いる人の能力を最大限に発揮できる取り組みが必要なのです。それが組織でも、子どもの教育でも同じだと考えます。

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