市内を回って感じるそれぞれの地域の個性
挨拶回りで市内全域を回るのですが、どの地域にもこれまで積み重ねられてきた歴史を感じます。中には、新興住宅地と言われる新しい家々が立ち並び、今も建設中の住宅が見られる地域もありますが、それは割合整然としていて、新しく新鮮に感じられます。
そうした地域ごとの特徴はあるものの、どの地域においても気づくことがあります。それは、首都圏や関西圏、いわゆる都会の住宅地と比べ、張り紙が少ないということです。街中の電柱や公園のフェンスなどに「ここで〇〇をしないでください」とか「〇〇は禁止」といった注意書きの張り紙が少ないのです。
全くないわけではありませんが、圧倒的に目につきません。しかも、そうした張り紙は農村部に行くほど、ないに等しくなります。
張り紙が少ない理由を考えてみる
どうして伊那市では、そうした張り紙が少ないのかを考えてみました。そこには、2つの理由があるのではないかと、勝手ながら理由付けをしてみました。
1つは、各地区の自治会に加入し、お互いに気を付けなければならないことを共有し、理解しているということです。現状での課題や注意事項などが自治会を通じて共有され、お互いにそうした状況を認識しているため、あえて張り紙などをしなくても済んでいるのではないでしょうか。張り紙がない方が景観もよいものです。
2つ目は、そこの住民の意識が高いということです。自治会で情報を共有しても、それが理解されず、気を付けなければならないことが守られなければ、結局は張り紙をせざるを得ません。それに、自治会や行政の仕事も増えてしまいます。そうした張り紙がないということは、住民の意識が高く、守るべきことがきちんと守られているということの表れではないでしょうか。
安心して暮らせる地域であり続けるために
そう考えれば、自治会への加入率が高く、また地域のルールが守られている住民の多い地域は、安心して暮らせる地域と言えます。
社会環境が複雑かつ多様になってきている中で、安心できる地域というのは、とても魅力的な地域と言えます。伊那市は、そうした地域であり続けたいと思います。そのための取り組みを、これからも続けていかなければなりません。


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