色は規模や場所によって印象が変わる
色というのは奥深く、それぞれ場所や規模によって似合う色、浮いてしまう色があります。
リンゴの赤はキレイです。それは、手のひらに乗るくらいの大きさだから似合う赤なのです。しかし、大きなビルが赤だったら、気持ち悪いものになってしまうでしょう。
伊那市、上伊那でも「伊那谷ブラウン」という濃い茶色で統一されたサインシステムが設置されていて、落ち着いた色合いが、この地域に馴染んだものとなっています。ただ、その伊那谷ブラウンもサインシステムの大きさゆえに地域に溶け合い、その存在感を出しているのですが、大きな建物であると、それは違和感を感じてしまうのではないでしょうか。
公共施設に広がる“同じ色”への違和感
最近、伊那市内の公共施設、保育園や市役所の出先機関である支所、あるいは観光施設など、すべてが同じ色調となっているのです。それが、その地域に馴染んでいればいいのですが、どこも同じでは、市内のそれぞれの地域の魅力とはならず、むしろ浮いてしまっている公共施設すらあります。
その色調は、外壁はキャラメル色で、屋根は緑というものです。伊那谷ブラウンとは異なる明るいキャラメル色は、落ち着いた雰囲気もなく、かといって明るい清々しさも感じられません。キャラメル色がよろしくないというのではなく、それぞれの公共施設や周囲との色調に溶け込んだ色ではない場所で、このキャラメル色を使ってしまっているのです。しかも、市内のどこの施設でも同じ色なのです。
伊那市らしさを感じられる景観であってほしい
あまりにも景観を無視しすぎているのではないかと、一市民として恥ずかしくも切なくなってしまうのです。
事実、伊那市カラーとして、半分諦めと呆れをもって建築関係者には広まっているようです。伊那市のセンスはこの程度のものとなってしまうのは、悲しいことです。
伊那市は自然豊かで、四季折々の色彩も豊かなまちです。その中にあって、やはり伊那市のセンスは磨かれ、公共施設も「いい雰囲気だね」と言ってもらえるような存在であるべきです。
伊那市を訪れた人にも、伊那市に住もうという人にも、素敵だと思ってもらえる伊那市になるためには、この「色」という視点はとても大切だと言えます。
色を大切にするまちにしたいものです。


コメント
コメント一覧 (2件)
確かに 景色含めて温泉施設等多岐に残念な所沢山あると市民の仲間や趣味の仲間からも指摘されます。
頑張っていますね。
焦らず案内人と一緒に一軒一軒挨拶まわりしてください。現職は強いですよ。おやすみなさい。