高齢者の手押し車やベビーカーを見かける日常風景
最近、ご高齢の方が、外を歩く際、荷物を載せたり、途中で椅子として使えるような手押し車を押して歩いている姿を見かけます。車でドアツウドアというご高齢の方もいますが、ご近所に自動車を使うほどの距離ではないところへの移動には、この手押し車を使うのが丁度よいのかもしれません。
また、これと同じように手押しの車としては、ベビーカーがあります。まだ歩けないあるいはヨチヨチ歩きの赤ちゃんを乗せるものとして、高齢者の手押し車より古くからあります。
ペットカーの登場と広がり
そのほか、ベビーカーと間違えてしまうのがペットを乗せたペットカーです。形や大きさがベビーカーに似ているのですが、赤ちゃんではなく小型の犬を乗せているのです。散歩をするための公園に連れて行くまでなのか、それ自体が散歩なのかわかりませんが、そうしたペットカーも時々見かけるようになりました。
坂の多いまち・伊那市と手押し車の使いづらさ
私には高齢の母も、孫も、そして猫ではありますがペットもいます。ペットカーはありませんが、母の手押し車はありますし、孫を乗せたベビーカーを使ったこともあります。それらを使って感じる一番の難点は、公道や歩道での押しづらさであります。
伊那市は平坦なところももちろんありますが、河岸段丘や山間地もあり、坂が多いまちです。そうした伊那市においては、デコボコの道路というのは、赤ちゃんを連れた親御さんも足腰の弱くなった高齢者も、手押し車がとても使いづらいのです。坂が多くてもきれいに舗装されていればそれほど感じないでしょうが、つぎはぎだらけで段差のある道路では、手押し車を使うのはとてもストレスのかかることといえます。
道路整備がもたらす暮らしやすさ
赤ちゃんを連れた親御さんにとって、デコボコや段差がないよう整備された道路ばかりの自治体は、子育てしやすいという意識がないかもしれませんが、デコボコや段差ばかりの道路のある自治体と比べると、やはりストレスのない自治体を選ぶでしょう。また、そのように道路が整備されたところでは、手押し車で外出する高齢者も抵抗を感じにくく外出がしやすくなるため、寝たりきりになる割合も減るのではないでしょうか。
どこにお金を使うかはそれぞれの自治体の判断でしょうが、日々の暮らしにストレスを感じないようなまちづくりに優先的に税金を使うことが自治体の役目ではないかといえます。


コメント