市長選挙への立候補表明
次期市長選挙に立候補するにあたり、昨日(9月22日)、記者会見を開き、意思表示をしました。
現在、白鳥市長は4期16年にわたり市政を担ってこられました。この間、幹線道路網の整備や公民館、保育園等の整備といったハード面での施設の充実を図るとともに、伊那市を広く市外・県外に発信し、伊那市の知名度を高めてきました。
そうした施策はマスコミ等で取り上げられ、知名度は上がってきたものの、市民生活という面から見たときに、この16年間で本当に知名度が上がるほどに向上したと言えるのでしょうか。
市民生活の課題と現状
幹線道路は整備されてきたものの、住宅地の道路は狭隘でアスファルトは継ぎ接ぎだらけです。小規模保育園は整備されているものの未満児の途中入園はできず、保育士不足が指摘されています。
また、新産業技術に主体的に取り組み、国内外から注目されているものの、利用する市民は少なく、費用対効果という点から見て市民の福祉向上につながっているとは言えません。
こうした状況がさらに続けば、本来行政が行うべき市民福祉の向上に資する事業がないがしろにされ、注目を浴びるような事業ばかりが進められることになります。そこに市民は不在です。行政は、市民のためのものであるべきです。
市民が主役となる市政を目指して
この状況を打破し、市民が主体となって伊那市の発展に取り組める市政運営を進めるため、市長選挙に立候補することにしました。市長としての使命は、市民の暮らしを守り、未来を切り開くことです。
伊那市が「有名になってよかった」という伊那市ではなく、市民の皆さまが「伊那市に住んでよかった」と思える伊那市にするため、市長として伊那市政を運営していく覚悟です。
- 子どもたちが夢を描き育つ環境を整えること
- 若い世代が希望を持ち、自分の可能性を広げていける地域をつくること
- 伊那市を支えてくださった皆さまが安心して暮らし続けられるまちを実現すること
- 地域の産業を支援し、未来へつなげること
この4つを柱に、市民の皆さまと共に「次の新しい伊那市」を築いてまいります。
私は、市民一人ひとりが主役となり、声が届く市政の実現を目指します。
どうか皆さまのお力添えを賜りますようお願い申し上げます。


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