猛暑を前提にした生活

「暑いですね」が日常のあいさつに

今日も暑い一日となりました。最近は、誰もが決まったあいさつで始まるようになってきました。「暑いですね」と。

これだけ暑いと植物の成育にも当然影響が出てきます。暑さと強い日差しで、栽培しているイチジクは糖度が増しており、どれを食べてもかなり甘いと感じるのです。しかし、イチジク自体の成育はそれほどでもなく、一個当たりの大きさも2割ほど小ぶりとなっています。また、イチジクの木も伸びが遅く、上の方に付く実もまだあまり多くありません。

暑さに対応する農業と生活の見直し

皆さんも最近の野菜の高騰に頭を抱えていることでしょう。成育が思わしくありません。やはり、これまでと違った品種の栽培を考えなくてはならないのかもしれません。また、暑さに強い品種の改良も、より求められることになるでしょう。

私たちの生活も同じように「これまで通り」というわけにはいかず、見直しをする必要がありそうです。

一つには屋外での活動があります。仕事柄、どうしても屋外あるいは園芸施設、つまりビニールハウス内での作業は、日中は自殺行為ですし、早朝や夕方しかできなくなりつつあります。そうなると、これまでと違った生活パターンに移行することになります。朝は明るくなるころから働き出し、9時か10時には作業を終え、昼間は休み、また夕方4時くらいから暗くなるまで作業を行う形になるでしょう。

また、冷房の活用も増えるでしょうし、屋内での仕事には冷房が必須になります。これだけ暑ければ、節電と言ってはいられず、ましてやCO2削減よりも命に関わる冷房の活用の方が優先されるでしょう。

いずれにしても「暑さを我慢する」「実感する」といったレベルではないのですから、生活のあり様も変えていくべきでしょう。

暑さの中での楽しみ ー 伊那まつり

ただ、今日は伊那まつりでした。この暑さの中、皆さん元気に踊っていました。熱中症が心配なのですが、楽しむことも大切でしょう。

踊りで汗をかくことに慣れていけば、身体も暑さへの適応も増していくでしょう。老若男女元気に踊れる伊那市の夏は、いいなあと感じたところです。

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