梅雨が消えた?季節外れの猛暑
先週は雨の日が続き、「いよいよ梅雨らしい天気だな」と思っていたのですが、今日は一転して30℃を超える暑さに見舞われ、まるで梅雨明けかと思わせるような天気になりました。
事実、日本付近には梅雨前線がかかっておらず、というよりも、前線そのものが消えてなくなってしまった状態です。向こう一週間の天気予報も晴れ続きで、まさに梅雨明けのような様相を呈しています。
災害がない一方での新たな不安
例年、梅雨時には全国のどこかで大雨による災害が発生しています。しかし、今年は今のところそうした災害がほとんど見られていません。もちろん、災害が起きないのは良いことではありますが、同時に、この異常な暑さが続くことへの不安も募ります。
まず、梅雨時に雨が少なければ、夏以降の水の確保が心配になります。特に、ダムに水を蓄えて水道水として利用している自治体では、給水制限を行う可能性も出てくるでしょう。
気候変動と私たちの備え
猛暑が続けば、農作物への影響も避けられません。コメだけでなく、野菜などの価格も再び高騰する恐れがあります。それに加えて、日本の社会は梅雨を前提にしたさまざまなシステムが構築されているため、経済への影響も少なからず出てくるはずです。
いずれにせよ、最近の天気は「降れば土砂降り、降らなければ猛暑」といった極端な気候になっています。こうした中で日々の生活を安心して送るためには、もしもの時に備えることが、私たち市政に関わる者の役目でもあると改めて感じます。
災害は、いつ起きてもおかしくない。そうした意識を常に持って防災対策に取り組むことが、大切なのです。
今日はこれまで。
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